Tomimatsu 女性医院

女性検診

人は年齢を重ねることにより様々な病的リスクが増え、女性特有の病気も増えます。子宮がん、乳がん、卵巣がんなどの病気は、近年、若い人でも増えてきており決して人ごとではありません。早期発見のためには定期的な検診をおすすめします。
当院では、日本産科婦人科学会専門医、臨床細胞学会専門医、内科認定医を取得した医師により、診断・治療・フォローアップを実施させていただきます。とくに自覚症状が無くても年に1度は検診を受けましょう。

子宮がん検診

子宮がんには子宮頸がん(子宮の入り口のがん)と子宮体がん(子宮の奥のがん)があります。どちらのがんも、内診と細胞の検査(細胞診と言います)で発見できます。

子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がんの原因は、HPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)であることがはっきりしました。そして、HPVウイルスの感染を予防するのが「サーバリックス」や「ガーダシル」などのHPVウイルスワクチンです。

※接種料金(3回合計) 40,000円(税込)

高リスク型HPV(ヒト・パピローマウイルス)検査について

高リスク型HPVが子宮頸がんの原因であることが明らかになりました。しかし、大部分のHPV感染は自然消滅し、子宮頸がんにはなりませんが、まれに持続感染し、10年以上の前がん病変(異形成)の期間を経て子宮頸がんになるリスクがあります。

乳がん検診

近年、女性のがんによる死亡原因の中で、乳がんは胃がんを抜き1位となりました。
当院では、マンモグラフィ(乳腺・乳房専用のレントゲン撮影)診断の上、視触診での乳がん検診を行っております。マンモグラフィでの撮影は、提携先である『静岡市医師会健診センターMEDIO』で行っていただきます。

卵巣がん検診

卵巣のう腫は、卵巣の中に水のようなものがたまって大きくなっている状態をいいます。卵巣のう腫のうち100人に1人は悪性(卵巣がん)の可能性があります。以前はできなかった卵巣がんの早期発見も、最近は、超音波検査と血液検査の腫瘍マーカーの組み合わせによって診断率が向上しています。

女性ドック

子宮がん検査だけでは不十分です。女性ドックを受診しましょう。
会社の健康診断の女性健診のほとんどが子宮頸部をぬぐうがん検査のみで、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などはまったくわかりません。
内診や超音波、子宮や卵巣の状態などを総合的に判断し、いち早く異常の有無がわかります。

女性ドックは全く症状のない方が対象です。症状がある場合は一般の婦人科診察として健康保険が適応されることがございます。健康保険証をご持参の上、受診ください。

診察の流れ
問診
問診により、健康保険を適応した診察や検査が可能になることがありますので、健康保険証をご持参ください
内診(婦人科診察)
内診台での膣・子宮・卵巣のチェックをします。
子宮頸がん・細胞検査(細胞診)
子宮入り口にある細胞を採取して調べます。
一般細菌検査
膣内の雑菌(大腸菌・ブドウ球菌など)・カンジダ・トリコモナスなどの有無を調べます。
クラミジアDNA検査
子宮の入り口の粘液を採って、クラミジア有無を調べます。
淋菌DNA検査
子宮の入り口の粘液を採って、淋菌の有無を調べます。
経腟エコー
膣の中から超音波を当て、子宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣がん、卵巣のう腫などがないかを調べます。
腹部からの超音波検査よりも正確に診断できます。

費用:21,000円(税込)

※診察中に異常が見られた場合は健康保険が適応される場合がありますので、健康保険証をご持参ください。
健康保険が適応される場合の費用は4,000~6,000円になります。